こんにちは!ゆるけんです!
6/21(火)にミックスナッツEPが発売されました!
8/26公開の「異動辞令は音楽隊!」の主題歌で、Official髭男dism Ba.&Sax.の楢崎 誠さんが音楽隊での経験が縁を結び決定に至りました!
ロマンを感じますね!
今回、ミックスナッツEPに計4曲収録されている中で「Choral A」の歌詞を解釈していきます!
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1.歌詞全文
「つまんねぇと嘆いたら 誰かが心を乾かしてる」
冷えたグラスを持った友人が 疲れを浮かべ今日もつぶやく「もうやめにしよっか」「まだやれそうさ」
いつかの子どもらの夏が浮かび消える街を過ぎた雨と それを待ってたような綿毛が
風に飛ばされ運ばれて 今、たどり着いたひとひら
「きっとここで会えた意味がある」と 言ってるみたいに囁くよ
「こたえておくれ」とふとした時に顔を出す後悔 目では見えやしないけど
それは涙や笑みに寄り添って 離れぬように語り出すいつか思い出して ひとつ数えて
何度もここで待ってるから胸の宵かがりは 黒い髪を縛ったあなたが
古い写真機に閉じ込めたままで誰にも見せてないけど
次に開くときは声に出して 小さい靴を指差して「もうやめにしようか」「まだやれそうさ」
何度も同じような夜 でもその声が繋いでいるんだ
迎えに行かなくちゃな この想いを忘れないようにしないとな街を過ぎた雨とそれを待ってたような綿毛が
https://www.uta-net.com/song/320524/
風に飛ばされ運ばれて 今、たどり着いたひとひら
「きっとここで会えた意味がある」と
言ってるみたいに囁くよ
「こたえておくれ」と
2.歌詞解釈
「つまんねぇと嘆いたら 誰かが心を乾かしてる」
冷えたグラスを持った友人が 疲れを浮かべ今日もつぶやく「もうやめにしよっか」「まだやれそうさ」
https://www.uta-net.com/song/320524/
いつかの子どもらの夏が浮かび消える
居酒屋での会話を彷彿とさせます。
子どもの頃、飽きもせず遊びに熱中していたことを思い出します。
それに比べ今は仕事ばかりで家族にも構ってやれずつまらないと嘆いています。
街を過ぎた雨と それを待ってたような綿毛が
https://www.uta-net.com/song/320524/
風に飛ばされ運ばれて 今、たどり着いたひとひら
「きっとここで会えた意味がある」と 言ってるみたいに囁くよ
「こたえておくれ」と
「街を過ぎた雨」「それを待ってたような綿毛」は辛い出来事と転機のようなものを指しています。
異動を受けてどん底に陥った成瀬。
30年も犯罪捜査で前線を張っていた成瀬がいきなり異動辞令を受けて音楽隊に入隊するその意味をどうにか見出そうとしています。
さらに、楢崎 誠さんが音楽隊という縁で主題歌に決定したという巡り合わせにも通じる歌詞ですね!
ふとした時に顔を出す後悔 目では見えやしないけど
それは涙や笑みに寄り添って 離れぬように語り出すいつか思い出して ひとつ数えて
https://www.uta-net.com/song/320524/
何度もここで待ってるから
この30年ろくに家族に構わず仕事一筋な成瀬は時折後悔の念に駆られます。
「いつか思い出して〜」は娘の法子の気持ちを綴った詞でしょう。
胸の宵かがりは 黒い髪を縛ったあなたが
https://www.uta-net.com/song/320524/
古い写真機に閉じ込めたままで誰にも見せてないけど
次に開くときは声に出して 小さい靴を指差して
黒い髪を縛ったあなたは娘の法子のことでしょう。
成瀬がずっと心に引っかかっていること…それは過去に法子の文化祭へおばあちゃん(成瀬の母)を連れて行くという約束を守れなかったことです。
その後悔の念をずっと胸の奥に閉じ込めていたため、一緒に文化祭の写真をみて笑いあえたらいいなという憂いをあらわしています。
娘との和解を望む成瀬の気持ちの変化を感じる詞です。
「もうやめにしようか」「まだやれそうさ」
https://www.uta-net.com/song/320524/
何度も同じような夜 でもその声が繋いでいるんだ
迎えに行かなくちゃな この想いを忘れないようにしないとな
Aメロの歌詞に重なる部分ですが、音楽隊に入隊し様々な困難にぶつかった成瀬。
仲間たちに支えられ、街の人々と触れ合ったことで、人に優しくする心を思い出しました。
人に優しくする心、熱中する意欲…そう、子どもの頃は当然にできていたことです。
そんな子ども時代を思い出し、あの頃の自分を「迎えにいかなくちゃな この想いを忘れないようにしないとな」と心に刻んだのでしょう。
3.「異動辞令は音楽隊!」ストーリー
「異動辞令は音楽隊!」公式HP:https://gaga.ne.jp/ongakutai/
犯罪捜査一筋30年の鬼刑事 成瀬司は部下に厳しく、昭和さながら犯人逮捕の為なら法律すれすれの捜査も辞さない男。
家族もろくに構わず一人娘・法子からはとうに愛想をつかされている。
そんな成瀬は高齢者を狙った「アポ電強盗事件」が相次ぐ中、勘だけで疑わしい者に令状も取らず過激な突撃捜査をしていたが、そのコンプライアンスを無視した行動が仇となり、突然上司から異動を命ぜられる。
刑事部内での異動だろうと高をくくっていた成瀬だったが、異動先はまさかの<警察音楽隊>だったーー。
参照:https://filmarks.com/movies/97810
4.まとめ
いかがでしたでしょうか?
こうして歌詞を読み解くと、成瀬の気持ちの変化が歌詞後半に連れて徐々に変わっていくのがわかります。
元音楽隊の楢崎 誠さんが歌詞を綴ったこともあり、より物語に忠実に再現できたことでしょう。
映画「異動辞令は音楽隊!」は8/26に全国公開です!是非劇場でご覧ください!
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