「破顔」Official髭男dism歌詞の意味を考察&解釈！破顔はファンに向けられた曲？

こんにちは！ゆるけんです！

6/21(火)にミックスナッツEPが発売されました！

計4曲収録されている中で「破顔」の歌詞を解釈していきます！

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1.歌詞全文

帰り道のライト何らかの合図を無機質に放つビルたちの
名前は知らんよでもありがとう開いてく心の搬入口

暖かな窓カーテンの奥を推し量ることは野暮だけど
幸せ願うよ暮らしのサインをくれた顔も知らぬ仲間たち

あなたが居るなら人生は今日も平和だ

到底僕じゃ払えもしないような深い闇さえもぼやかしてしまう
街の誰そ彼の人生の無数の美しさに途方に暮れる

ため息をつくと止めてよってちょっと叱ってくるおかしな奴がいる
言葉ではないよ点滅のレッド泳ぐ四輪二輪魚の群れ

眺めてた僕の荷物は笑みへと変わった

到底ひとりじゃ作れもしないような愛着の湧くシワのひとつひとつ
君のあなたのお前たちのその頼もしさに途方に暮れる

消えてくライト静けさと共に灯り出すライト代わる代わる
訪れる夜を生き抜くための大事な光を
宿してる誰も届いてるちゃんとちゃんとちゃんと

到底僕じゃ払えもしないような深い闇さえもぼやかしてしまう
街の誰そ彼の人生の無数の美しさに途方に暮れる

きっと僕らは受け取ってしまう色んな恐怖も色んな悲しみも
それを背負ったもの同士だからこそ互いを照らし合っては笑う

全てのライトおやすみありがとう届いてるちゃんとちゃんと
https://www.uta-net.com/song/320523/

2.歌詞解釈

帰り道のライト何らかの合図を無機質に放つビルたちの
名前は知らんよでもありがとう開いてく心の搬入口

暖かな窓カーテンの奥を推し量ることは野暮だけど
幸せ願うよ暮らしのサインをくれた顔も知らぬ仲間たち

あなたが居るなら人生は今日も平和だ
https://www.uta-net.com/song/320523/

残業で仕事をしている人たちが放つビルのライトや、お家の窓のカーテンをふとみて、あの先にファンがいることを想像し顔も名前も知らないあなた（ファン）がいてそれらが生活しているというサインになっています。

そんな日常をみて小さな幸せを感じています。

到底僕じゃ払えもしないような深い闇さえもぼやかしてしまう
街の誰そ彼の人生の無数の美しさに途方に暮れる
https://www.uta-net.com/song/320523/

ファンの髭男を愛する想いが、1人で抱えきれない苦労をぼやかすほど強く、それが美しく感じるのでしょう。

ため息をつくと止めてよってちょっと叱ってくるおかしな奴がいる
言葉ではないよ点滅のレッド泳ぐ四輪二輪魚の群れ

眺めてた僕の荷物は笑みへと変わった
https://www.uta-net.com/song/320523/

「点滅のレッド」はブレーキランプ、「泳ぐ四輪二輪魚の群れ」は車とバイク、「僕の荷物」は楽器類と捉えられます。

ライブ帰りの車中でしんみりとしている解釈がよく見られますが

私はライブ講演前の車中と解釈しました！

道が混雑していてなかなか会場に辿り着かず胸の高鳴りを抑えきれず、思わずため息が漏れてしまうのが想像できます。

荷物をみて「そろそろだ（ワクワク）」と笑みをこぼしたのはないでしょうか。

到底ひとりじゃ作れもしないような愛着の湧くシワのひとつひとつ
君のあなたのお前たちのその頼もしさに途方に暮れる
https://www.uta-net.com/song/320523/

愛着の湧くシワとは笑いジワのことですね。

仲間たちの笑顔があるからこそ頑張れるとしみじみ感じている様子が伺えます。

消えてくライト静けさと共に灯り出すライト代わる代わる
訪れる夜を生き抜くための大事な光を
宿してる誰も届いてるちゃんとちゃんとちゃんと
https://www.uta-net.com/song/320523/

消えてくライトはライブ開演直後、観衆が静まったあとに照らし出されるライト、これが代わり代わりに照らされます。

ライブで生きるパワーを与え、そして与えれ、メンバー・観客のみんなが、誰もが元気付けられます。

到底僕じゃ払えもしないような深い闇さえもぼやかしてしまう
街の誰そ彼の人生の無数の美しさに途方に暮れる

きっと僕らは受け取ってしまう色んな恐怖も色んな悲しみも
それを背負ったもの同士だからこそ互いを照らし合っては笑う

全てのライトおやすみありがとう届いてるちゃんとちゃんと
https://www.uta-net.com/song/320523/

「色んな恐怖も色んな悲しみ」は新型コロナウイルスのパンデミックのことでしょう。

コロナが始まってからライブはことごとく延期・中止されてしまいました。

振替公演されたのは今年に入ってからのことです。

コロナの恐怖を知り、悲しみを共有したからこそ仲間意識がより強まりました。

ライトで照らされた観衆の笑顔をみて「届いてる」と感じたのでしょうか。