こんにちは、ゆるけんです!
今回は2016年にシリコンバレーで流行った「シミュレーション仮説」についてお話ししたいと思います。
シミュレーション仮説とは?
シミュレーション仮説とは、我々人類が生活している世界は全てコンピューターのシミュレーションによって成り立っているかもしれないという説です。
超次元の生命体が高度な文明を使い、人間・動物・地球そのものに至るまでシミュレーションで創り出しているということですね。
俺の身体バーチャルなのか!
解説動画(字幕付き)↓
3つの仮説
この世界がシミュレーションであるために、初めに説を唱えたニック・ボストロムは3つの仮説を立てました。
- 何らかの文明により、人工意識を備えた個体群を含むコンピュータシミュレーションが構築されている可能性がある。
- そのような文明は、そのようなシミュレーションを(娯楽、研究、その他の目的で)多数、例えば数十億個実行することもあるだろう。
- シミュレーション内のシミュレートされた個体は、彼らがシミュレーションの中にいると気づかないだろう。彼らは単に彼らが「実世界」であると思っている世界で日常生活を送っている。
要約すると、人智を超えた文明を持つ存在が数十億という単位でシミュレートを実行していて、我々人間はシミュレートされていることに気づいていないということです。
単位が大き過ぎて想像できない
実際にこの世界がシミュレーションである確率は〇〇%!?
かの有名なテスラCEOのイーロンマスク氏や、OpenAIのサム・アルトマン氏もシミュレーション仮説に賛同しています。
イーロン・マスク氏は「我々が天然な世界に生きている可能性は数十億分の1」と、この世界はシミュレーション世界だとほとんど言い切っています。
もはやシミュレートしてる側の人間なのでは
ゲームで例えると・・・
例えばドラクエは元々スーファミでドット絵から始まりましたが、今じゃ3Dアクションでオンラインで遊べるようになりました。
数十年でここまでゲームが進歩したことを考えると、1万年後はどうなってる?
1万年後のドラクエは地球規模になっている可能性があるといった話です。
地球規模のゲームやってみたい
シミュレーション仮説を証明する方法
バグを見つける
我々の世界でゲームで起こるようなバグを見つけるというものです。
壁に挟まっている人や空中浮遊をしている人がいたら証明成功ってワケです。
イースターエッグを見つける
イースターエッグとはPC用語で、隠し要素という意味です。
この世界がシミュレーションの世界ならば、シミュレートしている管理者が隠し要素を作っている可能性は大いにありえます。
70億人が同時にジャンプしたら世界の真理がわかるみたいな面白要素ないかな
処理能力を見破る
コンピューターの中と仮定するのならば、処理能力に限界がありどこかで計算能力を大幅に削減しているのではないかという考え方です。
例えば、自分の視界に写る世界だけが処理されており、視界から外れている部分は無の世界、つまり処理を削減しているのではないかというものです。
量子力学の二重スリットの実験と似ていますね。
全人類が1分間瞬きを我慢したら処理を重くできるんですかね?
まとめ
なんかロマンがあって面白いですよね!
バグを見つけるって徳川埋蔵金を見つけるみたいでワクワクします。
さて、旅に出るか。
デバック王に俺はなる!
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